銀の匙 を読んでいたら自作ベーコンを作りたいと思ったので作ってみた。
用意したもの
材料 | 値段(大体) |
---|---|
スモークウッド | ¥600 |
スモークチップ | ¥500 |
ガスバーナー | ¥2100 |
スモーカー用温度計 | ¥700 |
網(100均) | ¥100 |
ボウル(100均) | ¥100 |
ガムテープ(100均) | ¥100 |
ダンボール | ¥0 |
ベーコン | ¥500 × 2 |
合計 | ¥5200 |
ベーコンとスモークチップ(ウッド)を、念のため2つ買ったため若干高い
あとアパートに備え付けだったけど電気コンロがあると便利
自分の見たブログでは特に書かれてなかったので温度調整は炭火でやる人が多いのかな
作業
豚肉に塩を擦り込みます。
参考にしたブログ曰く、フォークで穴を開けるといいのだとか
あと、なんとなく胡椒とバジルも一緒に擦り込んだ
できた豚肉をジップロックに入れるもうひとつの豚肉は、ソミュール液につけます。
ソミュール液って何?って感じだったけど、塩分濃度10〜30%くらいの食塩水に好きなハーブを煮込んだものらしい
今回は、塩分濃度15%の食塩水を作り沸騰させたあとに、さっきと同じく胡椒とバジルを煮込む
多分、沸騰させて水道水の雑菌を殺さないとダメポそう
ソミュール液と豚肉をジップロックに入れる
ジップロックからなるべく空気を抜く
多分、空気中の雑菌を気にしてるのかと
鍋に水を張って、作業するといい感じで空気が抜けるようです。
このテクニック、今回初めって知ったけど感動した冷蔵庫で寝かせる
1週間以上は寝かせる
1日おきに上下をひっくり返といいらしい。
塩抜きする
1週間くらい寝かせたら、塩抜き
...のはずが間違えて塩抜きをする前に豚肉を縛ってしまいました。
塩抜きは水を入れたボウルに豚肉を入れ、水道からわずかに水が出るようにし流水に浸す
おそらく浸透圧の関係から水を入れ替え無いといけないのかも
面倒でない人は、30〜60分おきにボウルの水を入れ替えてるらしいけど
肉を縛って乾燥させる
タコ糸で肉を縛る
別に縛らなくてもフックにかけるだけで乾燥させやすくなるけど、雰囲気がでるので縛ってみた。
縛ったあとは室内の適当な場所にぶら下げて、乾燥させる
今回はサーキュレーターを使って半日乾燥させました。
ベーコンの縛り方はここのブログを参考にしました。
ダンボール燻製を作る
ダンボール燻製器の作り方の写真をとってないですが、とりあえずダンボールをボックス状にしてガムテープで縛り、 ダンボールの真ん中辺りに網を設置固定する。
網の上のほうに肉を出し入れするように工作する
ダンボールの上のほうにスモーク用温度計を刺す
網の下の方にボウルを置く
このダンボール燻製器を電気コンロの上において調理します。豚肉を燻製にする
網の下の方にボウルを置きスモークチップを焚く
スモークチップの着火にガスバーナーを使います。
電気コンロで加熱する。
箱の中の温度が70度くらいになったら、網の上に豚肉をセットして燻す。
あとは、ダンボール燻製器内の温度が70度で安定するように調整し続け、1〜3時間ほど燻したら完成!
実食
自作のベーコンは寄生虫や雑菌が気になるため、必ず熱して食べましょう。
ということでフライパンで焼いて食べたけど、うまい!!
やっぱり燻製液につけた市販品とは味と香りが違うんだなあと
感想
いや、漫画とは作り方違えどベーコン作るのって大変だなと
塩抜きと燻製にするときの温度キープが長時間やらないといけないので大変だった。
ただ、これが冷蔵庫が発明されるまでは、西側の家庭ではこの製法で作られてたのかと想像すると感慨深かった...一般家庭で豚肉が買えたかはともかく
今回はベーコンを燻製にしたあとすぐに食べたのが、1日置くと美味しくなるらしいので次回試したい
さらに、今回て燻製時に温度キープが面倒だったので次回はraspberry piで温度制御する燻製を作ってみたいと思います。